朝の通勤電車での改札や、コンビニでのちょっとした決済。 メインのスマホを取り出すまでもない日常のワンシーン。 おサイフケータイ非対応の海外製スマホにやきもきした経験はないだろうか。
各社ともミドルレンジのスマホに力を入れている。 だが、デザインとスペックの両立となると選択肢は絞られる。 そんななか、個人的にスペックを見てかなり気になっているのが、Nothing Phone (4b)だ。
日常に溶け込む「ちょうどいい」スペックと遊び心
スペックシートで真っ先に惹かれたのは、日本市場へのローカライズだ。 FeliCaとeSIMへの対応は本当にありがたい。 これがないと持ち歩く機材のスタメンには厳しい。 IP64の防塵防水に対応しているのも安心感がある。
処理性能の要である「Snapdragon 6 Gen 4」も見逃せない。 もちろんハイエンドのような爆速ではない。 けれど、メモリ8GBとの組み合わせで動作は快適なはずだ。 ブラウジングやSNSなら引っかかりを感じないだろう。 普段使いでストレスのない合格ラインをきっちり押さえている。
さらに、5,200mAhの大容量バッテリーも頼もしい。 週末にドラクエウォークを起動したまま出歩いても安心だ。 これなら手持ちのモバイルバッテリーの出番は確実に減りそうだ。 33Wの急速充電で30分あれば50%まで回復できる仕様も良い。 休日のチェアリングに出かける前の短い時間でも充電できる。 こういう基本スペックの底上げが実用面でかなり効いてくる。
5000万画素のメインカメラには「TrueLens Engine」が載っている。 これによって自然な色合いに補正してくれるそうだ。インカメラと同時録画できる「デュアルビュー」も面白そう。 子供と遊んでいるときの自分と相手の表情を同時に残せる。
ここは割り切りが必要かも?気になるポイント
ただ、手放しで全部最高、というわけでもない。
一番気になったのは、210gという本体の重量だ。
6.77インチの大画面と大容量バッテリーを積んでいる代償ではある。 しかし、片手で長時間操作するには少し重い。 寝転がりながらマンガを読むには少しずっしりきそうだ。
また、ストレージが128GBのみという点も使い方を選ぶ。 SDカードでの拡張ができないため、やり繰りの工夫が必要になる。 クラウドストレージをうまく活用できるかが鍵だ。
カメラに望遠レンズが非搭載なのも注意したい。 子供の運動会や野鳥撮影は愛用のミラーレスに任せよう。 スマホには広角でのスナップを割り切って求めるスタイルになりそうだ。
どんな人におすすめの端末か
ハイエンドほどのオーバースペックは求めていない人。 それでもデザインにはこだわりたい人。 そしてFeliCaや防水といった使い勝手は絶対に譲れない人。 そんな人たちにかなり刺さる仕上がりだと思う。
シースルーデザインや「Glyphバー」の遊び心は独特だ。 カフェでの作業中、デスクに裏返して置いておきたくなる。 日々の所有欲をしっかり満たしてくれるだろう。
妥協のないミドルレンジという選択
5万9800円という価格設定はかなり戦略的で面白い。
自分もサブ機としての運用を視野に入れている。
しばらくスペック表と睨めっこする日々が続きそうだ。 気になる方はAmazonなどで詳細な仕様を覗いてみてはどうだろうか。

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