先日、AcerからAndroidを搭載したプロジェクターが2機種発売となりました。
M311とM511の2機種ですが、M311のほうはメーカーサイトに商品ページが無く、詳細不明ですのででM511に絞って紹介していきます。
Contents
M511
Android搭載
このプロジェクター最大の特徴はやはりAndroid搭載ということ。データソースや有線接続無しでNetflixやPrimeVideo、YouTubeなどの動画ストリーミングサービスを利用できます。
以前私もBenQのプロジェクターを使っていましたが、その時はFire TV Stickを接続して映画などを見ていました。このM511であればそれすら不要で動画を楽しめるので、これは大きな利点ですね。
ただ、Androidを搭載していると言ってもプロジェクター用に最適化されているようで、Playストアは利用できずに専用のサードパーティストアを利用するようです。そのため、利用できるアプリ等には結構制限かかるかと思います。
スペック
項目 | 値 |
---|---|
投写方式 | DLP方式 |
コントラスト比 | 10,000:1 |
スピーカー | 10W |
ディスプレイサイズ | 0.47型 |
ビデオ入力信号方式 | NTSC(3.58/4.43)、PAL(B/D/G/H/I/M/N)、SECAM(B/D/G/K/K1/L)、HDTV(720p、1080i、1080p)、EDTV(480p、576p)、SDTV(480i、576i) |
画素数 | 1080p(1920 x 1080) |
輝度 | 4,300ANSIルーメン |
重量 | 約3kg |
投写サイズ | 27~301インチ |
投写距離 | 1.0~10.0m |
入力対応解像度 | WUXGA(1920×1200)、1080p(1920×1080)、WSXGA+(1680×1050)、WXGA+(1440×900)、WXGA(1280×800、1280×768)、UXGA(1600×1200)、SXGA+(1400×1050)、SXGA(1280×1024)、XGA(1024×768)、SVGA(800×600)、VGA(640×480) |
入力端子 | ミニD-Sub 15pin、コンポジット、HDMI(2)、オーディオ、USB Type-A |
本体サイズ | 313mm x 240mm x 113.7mm |
スペックはざっと上の表のような感じで、Android搭載という点以外はよくある感じで可もなく不可もなしと言ったところです。
入力端子がHDMI2本にミニD-Sub15ピン付いているので、仕事用ノートPCなどの接続も問題無さそうです。職場で購入して普段は会議用、イベント時には動画を流すなんて使い方もありかもしれませんね。
あとは10Wのスピーカーも付いてはいますが、この手のプロジェクターを買って動画を見ようとする人には物足りない可能性が高いです。無いよりはいいですが、期待はせずに音響は別途用意しておくのが吉。
機能
- スマホやPCからキャスト可
- ブルーライトカット機能
- 垂直度40度までの台形補正
- 重力センサーで上下自動反転
- ExstremeEcoモード利用でランプ寿命12,000時間
機能としては大体こんな感じです。
付属のドングルとスマホを接続してMiracastで映像を飛ばしたり、ブルーライトカットしたり、Ecoモードでランプ寿命延ばしたり。ランプ寿命は通常5,000時間くらいなので、倍以上に伸びる計算です。
あとは注目すべきは台形補正と重力センサーでしょうか。台形補正は投写面に対して、上や下から投写した時に台形になってしまうのを補正してくれる機能です。殆どのプロジェクターに搭載されていますが、40度まで補正できるのは中々強力だと思います。
また重力センサーがついていて、天井などに逆さに設置した場合に自動で上下反転させてくれます。補正と合わせて設置時の自由度が高まりますね!
価格はまさかの12万超え、、
既にAmazonの日本エイサーのストアで取り扱いがありますが、12万6,269円で販売されています。(2022/08/14現在)
プロジェクターとしての基本は押さえていて、Android搭載。この点は評価できますし、使えば便利であることは想像に難くありません。しかしこの値段はちょっと高すぎませんか。。。4k対応ならまだ納得できますがFHDですし、、
今の価格で買うのであればEPSONのdreamioシリーズ買うか、BenQ辺りの4~5万円のプロジェクターとFire TV買ったほうが幸せになれる気がしてなりません。
M311はどこいった?
で、ちょっと余談なんですが、ニュースサイトには解像度違いでM311というモデルの記載があったんですよね。メーカーサイトにも一応、一覧にはM311の記載があります。
↑のM311をクリックするとM511の製品紹介ページへ飛びます。URLいじったりもしてみましたがM311ページはどうも存在しなさそうです。
あとAmazonでも探してみましたらこちらでは見つかりました。検索すると出てくるんですが、公式ショップ内にはリンクが無さそうというよくわからない状態(´・ω・`)
あんまり細かいスペックは載っていませんが、やはり解像度がWXGAというだけのようです。
こんな使い方?
この機能やスペックだとどんな使い方がいいかなぁ~と、ちょっと考えてみました。
リビングで
明るさが結構あるので、日中のリビングでも十分に見られそうです。ですので、リビングに設置しておき、家族や友人達と一緒に映画を見たり、スマホで撮影した写真や動画の鑑賞会をしたり。そんな使い方ができそうです。
寝室orシアタールームで
寝室に設置しておき、寝る前のひと時にYouTubeやドラマを楽しむ。もちろんブルーライトはカットでね!見終わったら余韻に浸りながらそのまま眠りにつく。。そんな使い方もありですね。
まとめ
値段だけちょっとネックですが、機能や性能面ではホームプロジェクターとして優れているかと思います。解像度は4kありませんが、ぶっちゃけFHDくらいで十分見られる画質が得られます。(ホームシアターガチ勢でなければ)
という訳で価格が少しこなれてきたらプロジェクター入門として買ってみるのもアリなんじゃないかな、と。
M511は↓コチラ
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