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2画面端末SurfaceDuoのファーストインプレッション

ガジェット

巷で話題のSurface duoが手元に届き、数日間使ってみましたのでレビューなぞしてみます(∩´∀`)∩

外観

外観はシンプルでスタイリッシュ、高級感漂う良いデザインと質感です。

各所で「Apple製品に並んだ」とか言われてるのも納得な出来栄えで、所有欲を満たしてくれます。

これはもう控えめに言って最高です(∩´∀`)∩

使い勝手

全体的な挙動など

噂に聞く程挙動が酷いといったことはありませんでした。Microsoftがアップデート頑張ってくれたおかげでしょう多分。セットアップ時に1時間ほどかけて5回ものアプデがありました。

最初からこの状態でリリースされていたら評価は大きく変わっていたかと思います。

ただ、完璧に不具合やおかしな挙動が無いかというとそういう訳でもないです。片方の画面でアプリ起動中に画面を裏側に折り返すとホーム画面が表示されてしまったり。あとは右画面で使用中のアプリのオーバーレイ(よくあるチュートリアル)が左画面に表示される、なんてのもありました。

全く気にならない、とは言えませんが私にとっては許容範囲内といった感じです。IS-04など初期のAndroid端末に比べたら可愛いもんです(∩´∀`)∩

サイズ・重量

サイズは93.3 x 145.2 x 9.9(mm)で、重量は250g。

閉じた時のサイズ感は文庫本より一回り小さいくらい。よくあるサイズのスマホを幅広にした感じです。

開くとiPad miniと同じくらいのサイズ感ですが、その薄さ(約5mm)にびっくりします。最初開いた時「うっす!」と声が出てしまったくらいに衝撃的でした。G8X Thinqのカバー側のディスプレイと同じくらいの薄さですからね。

カバー付きのG8Xはかなり分厚く重たい端末だったので、余計に薄く軽く感じます。

2つの画面

2画面はG8Xでも使っていましたのでその便利さは分かっていました。しかし、アプリを右画面から左画面へと移動したり、全画面表示にしたりといった操作はSurface duoの方が行いやすく、より優れています。

そもそもG8Xの全画面表示は極々一部の対応アプリ以外は有志が作ったアプリで無理やり全画面にしなければなりませんでした。Surface duoであれば標準機能で全画面表示にできますので、そういった部分も良い感じですね。

左右で別々なアプリを起動できる点も便利でお気に入りです。

カメラ

薄暗い所だとISO感度が上がってややノイジーな写りになりますが、十分な光量が確保できていれば結構綺麗に写ります。色ノリがやや悪いというか薄い感じの仕上がりですので、最近の色鮮やかな仕上げのスマホには劣っているよう感じるかもしれません。

画質面はそんな悪くはないのですが、センサー(ジャイロとか加速度辺り)による制御がアホな子で使い勝手を悪くしています。

カメラが右画面のイン側に付いていますので、右画面にカメラ映像が映ると必然的に自撮りになります。通常の撮影のようにしたい場合は左画面にカメラ映像を映す必要がありますが、センサーの反応でしか切換えができず、うまい事切り替わってくれない場合がありイライラします。

最初から左画面固定で映してくれれば180°に開いて自撮り、360°に開いて通常撮影と切換えられて便利なのにな、と思っちゃいますね。もしくはセンサーではなく、最初からUI上で任意に切換えできるようにすれば問題は解決しそうです。

この辺はちょっと勿体ないなぁ、と。

あと完全消音状態でシャッターを切るとカメラアプリが落ちます。これもちょっと早く治して欲しい所。。

全画面表示

Microsoft純正アプリは2画面表示時に、2画面用UIになり使い勝手がいいです。

特にOutlookやOneNoteなどがPC版ライクに使えて嬉しい所(∩´∀`)∩

OutlookのスマホUIだと「メール詳細画面で横フリックして前後のメールを表示」ができなくなっちゃったので、サラッと中身見て既読にするのが不便だったんですよね。

Outlook2画面表示時のキャプチャ

左画面のメール一覧から読みたいメールをタップ⇒右画面でメール詳細を確認 と出来るのでメールチェックが楽チンです。

ただ、専用のUIが用意されているようなアプリは殆ど無く、Microsoft製アプリやO365を利用していないユーザーからするとメリットは小さいです。

アプリのグループ化

よく使うアプリの組み合わせをグループとして登録しておくと、ワンタップで2つのアプリを同時に起動してくれます。左にブラウザ、右にOneNoteといった状態を一発で用意できるということです。

調べものしながらメモを取ったり、YouTubeを見ながらtwitterチェックしたり。そんな作業を簡単に開始できるので地味に便利です。ソシャゲやる人はゲーム2つ起動とかもアリだと思います。

イマイチな点

1画面だけ使用する時

電池の消費を抑える為に1画面だけを使いたい、そんな時には左画面を裏側にひっくり返す訳です。その時に何故かホーム画面を開いてしまったりとよくわからない挙動をすることが稀にあります。その辺がちょっと残念な感じ。

また、片画面だけ使用し、使っていない画面は黒表示で節電するようなモードがあると尚良いと感じました。

2画面対応アプリの少なさ

先にも上げましたが、Microsoft純正アプリは2画面対応が進んでいますが、それ以外は殆ど対応されていません。タブレット対応されたアプリであればそれっぽく使えますが、画面真ん中でUIが分かれているようなアプリは電子書籍くらいなのでちょっとイマイチ。

Surface duoがどうこうではありませんが、2画面端末がもう少し流行って対応アプリ増えて欲しい所ですね(∩´∀`)∩

オススメポイント

雑誌が読みやすい

私は結構前から楽天マガジンユーザーで、iPad proの12.9インチ横向き見開きで読んでました。しかし、Surface duoを購入してからはコイツで読むことが多くなりました。

iPadはサイズが大きくて情報閲覧に適していますが、結構重いです。ソファに腰かけてならいいけど、玄関先やバルコニーで煙草を吸いながら片手だとちとキツイ。対してこの端末は軽量コンパクトですので、場所や姿勢を問わずして読むことができます。しかも2画面使った見開きで。

画面サイズは5.6インチとそこまで大きくないのですが、アスペクト比が4:3ですので雑誌を表示した時に余白になるスペースが殆どありません。その為通常のスマホよりも表示が大きく、精細なディスプレイと相まって細かな文字も読みやすいのです。で、更に2画面あるから見開きで読める、と。

このサイズ重量で雑誌見開きで読めるというのが本当に素晴らしいです。普段から雑誌を電子書籍で読んでいる人に強くオススメしたい。(他の雑誌系サブスクは試してないけれども。。)

2画面はやはり便利

普段1画面にして使うことも多いですが、腰を据えて調べものしたりする場合には2画面を使っています。

左にブラウザの検索結果を出しておき、右に個々のページを開く。気になる記事を探しながらどんどん開いていき、ある程度溜まったら読む。こうすることでページ読み込みの時間も有効的に使えます。

また、左画面で調べながら右画面にメモを取る、こんな使い方もオススメです。

常に2画面である必要はないけれども、使いたい時に2画面使えるのが便利。

幅が広いディスプレイ

前述の通りアスペクト比が4:3と幅広なディスプレイです。この辺は好みもありますが、1行辺りの表示文字数が多くなって割と見やすいです。

あとYouTubeなんかも縦画面(1画面の縦)の場合に横サイズに合わせた表示になるので、通常のスマホよりも大きく表示されます。

逆にコミックアプリで縦スクロールで読み進めるタイプは縦の表示量が少なくなる為に読みにくいです。16:9とかの縦長に合わせて描かれているので、4:3で読むと作者の意図とちょっとズレが生じるかも、、?イメージとしては↓のような感じです。

色付き枠がスマホ画面

まとめ

色々書き綴ってきましたが、一言でいうと「大分クセが強い端末」です。

現状だと、極一部の人には刺さりますが、多くの人にはあまり受けいれられない。そんな端末かと思います。世代が進んでマイルドになれば普及の可能性もありますが、、どうなんでしょうね。。個人的にはこの手の2画面端末が広まって欲しい所ですけれども。

で、安売りで買えるのであれば↓のような人たちには割とオススメです。

  • 電子書籍(漫画、雑誌)をスマホでよく読む人
  • 仕事用にPDA的な使い方をしたい人
  • Yogabook的な変態端末が大好きな人
  • ドラクエウォークとポケGOを同時にプレイしたい人

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