「アプリを開かずに用事を済ませる」──そんな未来が、ついに現実になりました。2026年4月24日、ソフトバンクが満を持して投入したNatural AI Phoneは、スマートフォンの使い方そのものを変えようとしている、まさに”AIネイティブスマホ”です。
米スタートアップ・Brain Technologiesが開発したNatural OSを搭載し、ソフトバンクが1年間の国内独占販売権を持つ注目の一台。今回はそのスペックから価格、そして肝心のAI機能まで、しっかり深掘りしていきます。
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Natural AI Phoneとは?アプリ切り替えゼロで複数操作を自律実行するAIスマホ
Natural AI Phoneの最大の特徴は、「意図ベースのインタラクション」です。従来のスマホは「アプリを開く→操作する→別のアプリを開く→また操作する」というフローが基本でしたよね。でもこれ、地味に面倒じゃないですか?
このスマホはそこを根本から変えます。たとえば「友達と来週の金曜に渋谷で夜ごはんしたい」と話しかけるだけで、AIがGoogleカレンダーで空き状況を確認→食べログで候補店を検索→予約手配→LINEで友達に連絡、という一連の操作をアプリ切り替えなしで自律実行してくれるんです。
これを実現しているのが、Android 15をベースに開発されたNatural OS。AIをアプリ上に乗せるのではなく、OSカーネルレベルにAIを統合するという設計が肝です。「アプリのグリッドを操作する」という従来のパラダイムとは、根本的に違うアプローチ。これは正直すごい。
本体右側面には専用のAIボタンを搭載。アプリ使用中にこのボタンを押すと、その画面内容をAIがリアルタイムで理解・記憶して、次の操作を提案してくれます。対応アプリは2026年4月時点で以下の9種類で、順次拡大予定とのことです。
- Gmail / Googleマップ / Googleカレンダー / YouTube
- LINE
- 食べログ
- Amazon / 楽天市場 / Yahoo!ショッピング
日常でよく使うサービスがひと通り揃っている印象。今後の拡大ラインナップも気になるところです。
Natural AI Phoneのスペック詳細──ミドルハイクラスの実力は?
AI機能ばかり注目されがちですが、ハードウェアスペックも気になりますよね。ざっくりまとめると、こんな感じです。
- ディスプレイ:6.77インチ OLED、FHD+(2392×1080)、120Hz リフレッシュレート
- プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3(2.5GHz オクタコア)
- メモリ/ストレージ:12GB RAM / 256GB
- リアカメラ:メイン50MP + 望遠50MP(光学2倍ズーム)+ 超広角8MP
- フロントカメラ:32MP
- バッテリー:5,000mAh、有線50W急速充電対応(ワイヤレス充電非対応)
- 防水:IPX4
- FeliCa:対応(モバイル決済OK)
- 本体サイズ:78×164×8.3mm、約200g
- カラー:トゥルーブラック/トゥルーホワイトの2色展開
プロセッサはSnapdragon 7s Gen 3と、ミドルハイクラスの位置づけ。とはいえ12GB RAMを積んでいるので、AIエージェントを常時走らせることを想定した、余裕のあるメモリ構成と言えます。
ワイヤレス充電が非対応なのは少し惜しいですが、有線50W急速充電に対応しているのは嬉しいポイント。
プライバシー面も安心設計です。ユーザーデータは日本国内で管理され、AIモデルの学習には使用しない方針を明示しています。AIスマホへの乗り換えを検討するうえで、これは見逃せない要素ですよね。
価格・発売日──実質24円という衝撃の条件を整理する
発売日は2026年4月24日。全国5,000以上のソフトバンク店舗およびオンラインショップで購入できます。
本体価格は93,600円。ミドルハイクラスとしてはやや高めの設定ですが、注目はその購入条件です。他社からのMNP(携帯電話番号ポータビリティ)+「新トクするサポート+」(25カ月目に端末を返却する条件)を組み合わせると、実質負担額はなんと24円(月額換算で約1円)になるとのこと。コスパ最強の条件、ですね。
もちろん端末返却の条件や月額プランとの組み合わせはしっかり確認が必要ですが、話題性・AI体験・価格インパクトの三拍子が揃っているのは確かです。
まとめ──”次世代スマホ”の実験場として日本が選ばれた意味
Natural AI Phoneは、Apple・Google・Samsungが長年築いてきた「アプリストア中心のスマホ体験」に真正面から挑む、全く新しいカテゴリの端末です。
ソフトバンクの国内独占販売という形で日本が先行市場に選ばれ、2026年内には米国を含む複数国へのグローバル展開も計画されています。
スペックだけ見ればミドルハイクラスですが、このスマホの本当の価値は「使い方の変革」にあります。アプリを開く・切り替えるという概念そのものを問い直す、そんな一台。
AIネイティブスマートフォンの現在地を自分の手で確かめたい方は、ぜひソフトバンクの店舗やオンラインショップでチェックしてみてください。


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